夜中に急にあんこが食べたくなった。
家の近くに24時間のオーガニックマーケットがあるというのは僥倖で、
食べようと思えばどんな時間でも食べられる。
しかも結構いいものを。
もしかしたら、お店自家製のおはぎもまだ残っているかも知れない。
行ってもいい。
しかし、行かなくてもいい。
行かなくてはいけない訳ではない。
こういう時、心から自由だなと思う。
ずっと昔若い頃は、行かずに後悔するより行く方を選んだし、
どっちでもない状態に耐えられんかった。
衝動を抑える辛さより、身を任せるしかなかった。
今も別に理性で抑えているわけではなく、
食べたいなーのまま居られるというだけの様子。
こうして文に書きつつ、やっぱり行こうかなと思ったりもする。
行っておはぎを見つけてラッキーと頬張り、ふふふとなるも良いし、
このまま別のことに目を向けて、あんこの事を忘れてもいい。
明日買い物に行った時に覚えていたら買ってもいいし、
その時気分でなかったらまた別の日でも良い。
これは24時間のマーケットがあるお陰なのか?
いつでも買えるし食べられるという余裕がなせる技なのか。
話がとても飛躍するけれども、
愛だとかしあわせだとか、あるいは神を求めるというのも似たようなものだなと思ったりもする。