
10代は、ナーナックのカレーで育ったと言っても過言では無いかも。
当時、福岡でインドカレー屋さんは他にあったかな?生まれて初めてナンを食べたのも、ラッシーを飲んだのもここ。それまで食べていた、じゃがいもやにんじんの入ったとろみのある日本式のカレーが子供っぽく思えて、ナーナックのカレーばかり食べていた。懐かし思い出。
いつかそのうち、行こうと思っていたら閉店してしまうかもしれない。この所、そんな事が続いている。来月には、大名のツンドラが閉店すると言う。
寄ってみようかと思ったら、予約でいっぱいらしい。皆、無くなるとなると慌てて行くけれども、もっと早く来てくれてたら閉店することも無かったかもしれないと思うと残念。
そのうち行こうではなく、すぐ行こう。
お昼を食べに行ったのが暇な時間帯で、お客さんも居なかったからお店の人と少し会話。30年前によく来てて、その後は時々来てるけど、ずいぶん久しぶり。あれほど賑やかだった親不孝通りがこんなに寂しくなって、というような話。
また来てね、すぐ来てねと。サービストークでも、なんだか帰省した実家みたいな不思議な気持ち。中々来れなくてごめんね、みたいな。
ちょうど骨董のお皿を買った後だったからかもしれない。
思い出と思い出が繋がって、ずいぶん感傷的になってしまった。