



半年以上ぶりに、日田に行く。
ここのお店の料理がとても好きで、ついでに味噌を買いたいから、というか味噌を買いたいのがメインかもしれないと言うくらい味噌目当てで伺う。
竹林を見ながら、何か懐かしい気持ちになるなと思ったら、
祖父母の家の作りがこういう道の下にあるような感じで、陽の入り具合とか影のさし方、湿度のある感じとか。
とても似ていて、妙に落ち着くのはそのせいだろうなと思い当たる。
夏休みの宿題をしている時の気持ちがフラッシュバックする。
それにしても料理が変わらず美味しい。
花てぼ弁当の中身はほぼ同じかなと思う。
天ぷら、山菜、蒟蒻、豊後牛のたたき、高野豆腐、なます、蕗味噌、高菜の油炒め、梅酢漬け豆腐、など。
ご飯には紫蘇の実の醤油漬けが乗っており、お漬物で、高菜の油炒めが付いてくる。この高菜がまた美味しいので販売して欲しいくらい。
梅シロップのジュースは、スッキリした甘味。氷砂糖かな。自家製なのだろうと思うけれど300円と良心的。
街中での感覚だと、○○さんが丹精込めた梅で作りました、とか○○産とか、オーガニックとかついて、800円くらいの感覚。それが悪いというわけではないけれど時々うんざりするので、こういう普通のことに、ちょっとほっとする。
豊後地鶏のくわ焼きは、すでに焼いて持ってきてくれる。大皿に並べられると違う料理みたい。甘辛味でごく普通ではあるけれどご飯が進む。
普段はご飯を半分にしてもらうことが多いけれども、ここだとご飯がもう少し食べたくなるので、ちょっと食べ過ぎてしまう。甘味までは入らなくて残念。
次は葛切りを食べたい。