


兼ねてから行ってみたかった、大原美術館。
コロナの為に入場制限をされていましたが、そのおかげで逆にゆっくり静かに見ることが出来ました。
本当に、え?ここにこんなにあるの?というくらい有名どころの絵が展示されているし、焼き物は、名品ばかり。古代中国のアンティークや、仏頭などのコレクションも素晴らしい。現代的な建築の美術館とは違って距離が近くにある事や、光の入り具合、空間の狭さが作品との親密さを生むのか、とても良かった。
私と同時に進みながら見ていたカップルが、良いものがあるのは、お金持ちの所に買ってくれって持ってくるからだよーと言っておりましたが、それも無いとは言えませんが、素晴らしいコレクションというのは、そんな事では集まらない。情熱と愛なくしてこのコレクションは無いだろうとな思います。
現代アートは、マーク・ロスコも所蔵されているとは知らず、1点見ることが出来て嬉しかった。ポロックもとても良いものがあって、本当にどれも一眼見て、あの画家だと分かる特徴のある名品揃いです。
今回、別館が閉館中で見ることが出来ませんでしたが、チケットを持ってくれば後日でも入れるそう。
モネの自宅から分けたと言う睡蓮の花も見る事が出来て、大満足。
