風邪をひいて、一人おじやを作る。
家ごはんは玄米にもち麦と雑穀をけっこうな割合で加えて炊いているので、おこわの様。
圧力鍋で炊き、それを1食ずつ冷凍している。
土鍋にお水と解凍したご飯を入れてグツグツ煮込む。煮えたかなという頃合いで火を止め、しばし待つと米粒が膨らみ、全体的にとろりとなる。
具は葱と卵を溶いたのをまわしかけ、少し火を入れて止め、生姜のみじんを散らす。
具合悪く食欲もわかない中とにかく作り、ここに琥珀あんをかけたいところだけれども、そこまでの気力が出ず、白だしをちょろりとかけて食べる。
去年湯豆腐用に買った土鍋が活躍してくれて、嬉しい。これに合うお玉が欲しいな等と考える。
しかし、白米のお粥さんも食べたくなってきた。
真っ白でぽってり炊いたお粥の美しさ、を思う。
お粥の友には、海苔や昆布、きゃら蕗、の佃煮。なめ茸も良いな。梅干しも一粒。壬生菜か白菜か、シャキシャキした青菜の漬物もあると良いな。
そんな事を考えていたら、食欲が出てきた。
でも、それを用意してくれる人も居ないので、風邪が良くなったら買い物に行き、食べるとしよう。