国立博物館の特別展などで訪れる度、楽しみにしているのは藤丸さんでお菓子を買う事。福岡で一番好きな和菓子屋さん。
太宰府には、中々足を運べずにいた。今はようやく思い出を懐かしめるようになった。思い出の中の懐かしい彼女は、このお店を知っていたかな。
一緒に食べたかったなと思いつも、偲びながらの一人お茶です。
三色のお菓子は名前を失念。軽羹的な口当たりで、山芋の風味がいい。
山里しぐれは、まるでシュトーレン。山芋の皮に、シャキシャキしたものは蓮根?あと木ノ実のようなものを感じたけど、不明。お芋、南瓜。すごくさっぱりした味わい。
藤丸さんの生菓子はけっこう大きい。そして甘さは少なめ。
夫が留守で一緒に食べれなかったのは残念。栗きんとんもあったけど、それも日持ちはしないから買えませんでした。近々また行きたいけれど、それまでまだあるといいなぁ。
ストライブのものは、中が餡かと思って食べたら黒糖の、苦味とコクのある味わいが美味しい。
御門の華は、すごく美味しい。菓子の種類は落雁になるのかな。食感は駄菓子のミルクケーキにちょっと似ている。和三盆のキリッとした甘みと橘の香りがあります。雑味がなくて、後味がスッと消えて行く。
家にも干菓子器や、縁高重が欲しくなってきた。学ぶ事や新しい世界が広がるというのは楽しい事ですね。物欲も沸けば、悩みも増える。次に引っ越した家に和室があれば、何も置かずに贅沢に使いたいな。