Bagdad Cafe

誰かがいなくて寂しい気持ち。
会えて嬉しい気持ち。
二人は友達。


最初に見たのは高校生の頃だったので、ただ面白い映画だと思った。
今見ると、前半の、カフェの女主人ブレンダのヒステリックな喚き、イラつき、雑音全てが痛々しい。
勝手に片付けられたと怒り狂ったオフィスで、居心地の良さに気づく。
きれいな方があなたもハッピーなんじゃないかと思って。
ただそれだけでやったジャスミンの思いやりを胡散臭いと思いながらも、たぶん不思議な気持ち良さを感じていたのだろうと思う。

不幸のど真ん中にいる時、人は癒しを求めてはいないと思う。
肩の荷を降ろすこと、リラックスする事、心を開くことは嫌で嫌でたまらない。恐ろしくすらある。

ターニングポイントは、ブレンダが、自分の子供達がジャスミンに懐くのを不愉快に思って、自分の子供と遊びな!と激しく罵った時。
ジャスミンが、子供はいないのと言った。
それはどんなに寂しいことか、ブレンダは一瞬で悟る。
自分の不幸も、怒りも、苦しみも悲しみも、子供がいないことの寂しさに比べれば。
それに誰にだって色々ある。

だから、友達が必要。

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