ソフィーの選択

ソフィーの選択 [Blu-ray]

このところ、家事の合間に映画を観ている。

雑感。

ソフィーは、女として生まれて良かったと思えたことは一度もなかったかもしれない。
劇中、何度か「美しい」と言われる場面は、ナイフでも突きつけられたかのような顔をしている。
なぜ、あの駅で女の子の方を選んだのかについてもそれは関係があるように思える。

それからネイサンは彼女にとって子供の代わりでもあったように見える。
大人というものが何をさすかという定義は置いておいて言うならば、統合失調のせいで、彼は本当には大人になれない存在。
見捨てることは、出来なかっただろう。

男と女に男友達一人の組み合わせは、グレートギャツビーを思い出す。
時々思うのだけれど、人から向けられる感傷的な眼差しは、ある種の人間にとっては花束のよう。
ひとときの慰めになる。そして、残されるものにとってもそれが唯一の救いかもしれない。