昔読んだ時、不幸が好きな人間を面白可笑しく書いたものだろうかと思っていた。
幸せになりたくないとか幸せになるのが怖いとか、そういった事も含めて、
不幸が好きな人は居るものですが。
ストーリーは、駄目な男とそれをとことん許している女の話。
演歌的世界。
映画化されたもののレビューを見て、最後まで読んでいないかもしれないと思い出し、読んでみました。
4コマ漫画で、最後まさかそこにいくとは・・・思いもよらない展開。
読みながら、呆然とする。
書きながらきっと、作者も思いもよらない所まで運ばれてしまった感じがしたのでは無いだろうか。
その昔、ずっと若い時に読んでもこの気持ちは分からなかったかもしれないな。
最後に書かれている事は、私自身であり、誰もが心の奥底に持ちたいと願うものかもしれない。